尼崎市の税理士事務所で相談!相続トラブルになりやすい家族の特徴

相続人同士の仲が悪い・疎遠になっている

法定相続人となるのは被相続人の配偶者や子、親、兄弟姉妹などです。この家族内の関係がうまくいっていれば、トラブルは起こりにくくなります。反対に、被相続人の生前からあまり仲が良くなかったり、ほとんど絶縁状態になっていたりすると相続の話はなかなかまとまりません。

相続トラブルは財産の金額も重要な要素ですが、相続人同士の疑心暗鬼や不信感でより悪化していきます。将来相続トラブルになりそうだと予想される場合は、早いうちに然るべき場所へ相談しておくと良いかもしれません。

生前の介護の負担度が相続人によって違う

生前に被相続人が介護されていた場合、介護の負担度に差があるとトラブルになりやすくなります。介護のみならず、普段どれくらい関わっていたか、食事や旅行などの費用を負担していたか、といった負担も含まれます。

介護や食事などの負担は、そばに住んでいる子どもが1人で背負いがちになります。それなのに相続額が他の兄弟姉妹と同じということになると不公平になってしまい、トラブルになる可能性が上がるでしょう。相続についての話題をタブーにせず、話し合う努力をしておくことが大切です。

被相続人の財産管理を一人の相続人がしていた

例えば、被相続人が複数いる子どものうちの誰か1人に財産管理を任せていた場合に、思ったより遺産総額が少ないと他の兄弟姉妹から「管理を任されていた1人が使い込んでしまったのではないか」と疑われることがあります。特に事前に聞いていた額と大幅に違う場合、管理者は疑われがちです。

財産管理の情報をみんなで共有したり、複数人で管理することで誤解を防ぐことができます。どうしても疑われる場合は入出金履歴などを調べ、潔白を証明する必要があるでしょう。

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